第25回 日本ホスピス・在宅ケア研究会 全国大会inとかち

日程表

プログラム

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ワークショップ

■ワークショップ1(1) 地域で看取れる まちづくり~各地域からの報告~

9/15 小ホール 10:10~12:30

【座長】
一色 学 氏
(帯広保健所 所長)
【演者】

並木 宏文 氏(公益社団法人地域医療振興協会 十勝いけだ地域医療センター)

岩永 輝明 氏(おたる地域包括ビジョン協議会 札樽・すがた医院)

斎藤 忠雄 氏(斎藤内科クリニック)

柴崎 陽介 氏(礼文町地域包括支援センター)


■ワークショップ1(2) 地域で看取れる まちづくり~多様な場での看取りを支える~

9/16 講習室402 9:00~11:40

【演者】

安永 周平 氏(特別養護老人ホームよりあいの森)

鶴田美代恵 氏(医療法人刀圭会 介護老人保健施設アメニティ帯広)

高橋 恵子 氏(熊本県グループホームせせらぎ)

今野まゆみ 氏(一般社団法人月虹ホームホスピスにじいろのいえ)

【ワークショップの内容】

 地域での看取りの場として、「病院」に代表される医療の場ではなく、「在宅」という日常性の感じられる暮らしの場を選択できるようになりつつありますが、まだまだ、地域の状況によっては、希望してもかなえられない状況があります。
一方、現在進められている地域包括ケアシステムでは、国民の半数以上が望んでいる人生の最終段階を迎える穏やかな環境を、医療者介護者そして行政および地域住民が一緒になって創っていくこと、そして自分の希望している場で看取りが行えることを目指して、様々な政策が矢継ぎ早に出されています。
平成30年度はすべての市町村が、このまちづくりに着手することが義務付けられます。しかし、このようなまちづくりに取り組んでいる市町村はまだまだ少ないのが現状ですが、地域によっては、医師会が中心になったり、介護関係者が中心となったり、市町村が中心になったり、地域住民が中心となったりして、様々な取り組みがなされています。
今回の企画は、これらの取り組みについて紹介していただき、それぞれの地域にあったシステム構築の参考にしてもらうことを意図しています。
様々な団体、施設、行政も含めた報告を期待しています。

■ワークショップ2 人生最後の時までおいしく食べることにこだわりませんか(指定)

9/15 レインボーホール 10:40~12:30

【座長】

栂安 秀樹 氏(医療法人社団秀和会つがやす歯科医院 院長)

高橋きみ子 氏(北海道栄養士会十勝支部前支部長、 社会福祉法人清水旭山学園 特別養護老人ホームせせらぎ荘)

【演者】

井上 登太 氏 (みえ呼吸嚥下リハビリクリニック)

牧野 秀樹 氏(医療法人社団秀和会つがやす歯科医院)

松岡くみ子 氏(訪問看護ステーションえがお)

松見 美香 氏(地域密着型介護老人福祉施設にれの木)

木村千恵里 氏(帯広第一病院栄養科)

【企画趣旨・内容】

 十勝はおいしい食べ物が豊富にあります。これを人生最期の時までおいしく食べることができればと願う人は少なくないと思います。
 平均寿命が飛躍的に伸び、多くの人が長生きしていますが、加齢とともに虚弱となり、要介護状態となる人も増えています。その原因として、栄養不足や運動不足などがあり、その発端として、歯や口腔内の状態が悪く、あるいは嚥下機能が落ちて、うまく食事がとれない、おいしく食べられないという人も少なくないのが現状です。歯科治療を含めた口腔ケアや、食事指導、嚥下リハビリ、サルコペニア対策としての運動リハビリなどが、健康寿命を延ばし、また、認知症機能の低下防止に役に立つことも証明されており、地域社会での「食支援」における多職種連携の必要性、重要性がクローズアップされています。今回の企画では、どのように連携するのかについて、具体的な取り組みの紹介、連携の課題およびその対応策などを検討していただきます

■ワークショップ3 独居でも最期まで地域に暮らせる地域づくり

9/15 小ホール 14:50~17:30

【座長】

長尾 和宏 氏(医療法人社団裕和会 理事長、長尾クリニック 院長)

笠松 信幸 氏(一般社団法人日本介護支援専門員協会 常任理事)

【演者】

町田 詩帆 氏(ケアプランセンターエスコート)

武田  学 氏(北見市東部・端野地区地域包括支援センター)

五十嵐和美 氏(開西病院在宅ケアセンター管理者)

浅野  満 氏 (千歳市北区地域包括支援センター) 公募

吉田 力也 氏(道東勤医協桜ケ岡医院居宅介護支援事業部)

平井 貴子 氏(居宅介護支援 ゆうしんかん 医療法人社団いずみ会 北星病院)

【ワークショップの内容】

 核家族化や独身者の増加で、独居の高齢者が増えています。その中には元気な人もいるでしょうが、認知症などを含む様々な障害をかかえながらも、自分の長く住みなれた場所で最期まで暮らし続けたいと思う(願う)人は少なくないと思います。
遠く離れたところに家族がいて、身近に呼び寄せようとしても、住み慣れた地域を離れたくないという思いと家族に迷惑はかけられないという思いで板挟みになっている人もいます。
住み慣れた地域を離れることは社会性を失うことにつながり、地域の過疎化が進む一因となります。したがって、地域全体で独居の高齢者を支え、地域で看取る体制を作ることは地域社会の重要な課題と言えます。
ただ、地域のソーシャルキャピタルにはかなりの違いがあり、地域の事情にあわせて体制を構築してゆく必要があります。
この企画では、独居高齢者が自分の希望する場所で最期まで暮らし続けるために、どのような地域体制が必要なのか、そのための関係する職種(行政を含めて)や地域住民の役割はどのようなものか、看取りに際しての留意点などを、これまでの経験を通してお話をいただき、共通項目の抽出、また、地域独自のあり方などについてまとめたいと思います。

■ワークショップ4
エンド・オブ・ライフケア(人生の最終段階のケア)におけるリハビリテーションの意義

9/15 大集会室 15:40~17:30

【座長】

阿部 能成 氏(千葉県立保健医療大学リハビリテーション学科作業療法学専攻 准教授)

柳澤 秀明 氏(社会医療法人北斗上士幌クリニック)

【演者】

阿部 太哉 氏(医療法人心の郷穂波の郷クリニック)

村上 拓弥 氏(社会医療法人北斗 訪問リハビリテーションさくら)

紺田 歩優 氏(訪問看護ステーション東札幌・東札幌病院 作業療法士)

【ワークショップの内容】

 訪問リハビリテーションに「終末期リハビリテーション」という新しい分野が立ちあがっています。
従来のリハビリは機能回復を目的としたものでしたが、本来リハビリには生活機能を維持改善するという目的があり、機能回復が望めない病状を持っている人、進行した慢性疾患や進行したがん、神経疾患、そして加齢の進行による身体的障害や認知機能障害(認知症)を持っている人に対し、低下する身体的機能に応じた生活機能の維持改善をはかる、社会参加を促す、嚥下機能の維持改善をはかるなど、人生の最終段階においても他の職種と協働して支援する多くの役割をもっています。
今回の企画は、特に、人生の最終段階の時期に限定し、リハビリ職種がもっている役割について、実際の現場において起こる発課題、課題解決のための対応方法等について、話し合っていただきます。

■ワークショップ5
医療と介護の情報共有は連携の要~ICTによる効果的な情報共有のしくみを考える~

9/15 講習室402 13:30~15:30

【座長】

城谷 典保 氏(新横浜在宅クリニック 院長、日本在宅医療学会 理事長)

山田 康介 氏(更別村国民健康保険診療所 所長)

【演者】

石渡海太郎 氏(医療法人社団鴻鵠会 新横浜在宅クリニック)

山際健太郎 氏(津在宅ケア診療所)

沼口  諭 氏(大垣市医師会)

物江 正子 氏(斎藤内科クリニック)

【ワークショップの内容】

 在宅医療には複数の医療職が関わるだけでなく、複数の介護職が関わり、対象者の身体的な面のみならず、対象者および家族(介護者)の生活や暮らしを支えます。このような多職種協働で最も必要不可欠な項目はコミュニケーションであり、さまざまな情報の共有です。
この情報共有システムとしてICTが使われ始めていますが、うまく活用している地域は非常に少ないような気がします。
しかし、近日中に市町村はこのシステム構築を始めなければいけないこととなっており、どのようなシステムがその地域に適切なのか、どのような運用の仕方が適切なのか、運用の障壁となっているのはどのようなことか、運用にあたっての留意点はなにかなど多くの課題があります。
今回の企画は、医療と介護の情報共有システムを現在運用している団体にその現状と今後の課題等について報告していただき、可能であれば今後の導入に向けての現状の指針をまとめていただきます。

■ワークショップ6 人生の最終段階における宗教者の役割

9/15 講習室402 15:40~17:30

【座長】

谷山 洋三 氏(東北大学大学院文学研究科宗教学分野 准教授)

山並 秀章 氏(帯広第一病院 院長)

【演者】

井川 裕覚 氏(上智大学大学院実践宗教学研究科死生学専攻 博士後期課程)

金田 諦晃 氏(東北大学病院緩和医療部 認定臨床宗教師)

森田恭一郎 氏(日本基督教団 河内長野協会)

眞如 晃人 氏(東北大学大学院文学研究 博士課程後期1年)

【ワークショップの内容】

 人生の最終段階では、様々な苦悩を持ちます。この中でもスピリチュアリティに関わる苦悩については、日本ではこれまであまり焦点が当てられてきませんでした。
しかし、東日本大震災以降、死を目の前にして湧き上がってくる苦悩に対応する職種として「臨床宗教師」という人材の育成が始まり、現在、その資格をもった人が全国各地に散在するようになりました。
今回の企画は、臨床宗教師を含めて様々な宗教にかかわる人が、人生の最終段階に直面する苦悩にどのように寄り添っているのか、その現状と活動の中で出てきている課題等について報告していただき、今後の展望について語っていただきます。

■ワークショップ7 「畳の上で死にたい」をかなえるケアマネジメント ~やっぱり自分ちがいいべさ~

9/16 レインボーホール 9:00~11:40

【座長】

堀  哲也 氏(帯広協会病院総合診療科)

【演者】

福田 美雪 氏(居宅介護支援事業所向日葵)

金井 正樹 氏(地域包括支援センター帯広市社会福祉協議会)

吉守美和子 氏(看護小規模多機能型居宅介護支援事業所りんどう)

宮田 勝文 氏(NPO法人幕別ケアサポート 代表)

松山奈美子 氏(有限会社ケアサポートふる郷 グループホームワンズホーム)

松村 裕介 氏(メディカルケアサービス株式会社 愛の家グループホーム帯広若葉)

【ワークショップの内容】

 ➀自分の住み慣れた場所で最後まで暮らし続けたいと思う高齢者夫婦のケース。
居宅介護支援事業所のケアマネジャーや地域包括支援センター、看護小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーと次々と関係者がつながることで、地域の見守り体制が整い、本人家族が希望する場所で安心して今も暮らし続けられている。
本事例を連携して担当したケアマネジャーの視点を通して、介護保険のサービス事業所・地域住民など各々の役割を考え、最後まで地域で暮らし続ける地域体制の在り方をフロアの皆さんと検討したい。
➁認知症高齢者グループホームでの旅支度から旅立ちまで緩やかに認知症がすすんでいく高齢者に重篤な疾患が発見される。
その時家族は今まで送ってきた「その人と家族の歴史」に思いをはせ、これからの時間をどう過ごすのか選択を迫られる。
その時間の経過と本人・家族の思いをそっと支えるケアマネジメントについてフロアの皆さんと共有したい。

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