会長挨拶

第86回日本泌尿器科学会 東部総会
会長 柿崎 秀宏

(旭川医科大学 腎泌尿器外科)

第86回日本泌尿器科学会東部総会の会長としてご挨拶をさせていただきます。

当初は2021年(令和3年)年9月2日(木)~5日(日)の会期で札幌コンベンションセンターにて開催予定でおりましたが、開催会場の札幌コンベンションセンターが新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場として12月末まで使用されることが6月に札幌市により正式決定されました。他会場での開催を検討いたしましたが、会場の確保が不可能なため現地での開催を断念し、完全WEB開催(ライブ配信+オンデマンド配信)とすることに決定いたしました。本学術集会のこれまでの準備段階におきまして、座長・演者の皆様には多大なるご協力をいただいてまいりました。WEB開催に変更となりましたことで、皆様にご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。WEB開催に向けて最善の準備を行うよう努力してまいりますので、ご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

東部総会の歴史を振り返ってみますと、私が卒業した1983年の第48回東部総会は、故黒田一秀先生(旭川医大泌尿器科初代教授)が会長となって旭川で開催されました。その頃の東部総会では、会員の親睦を目的に大学対抗の野球大会があって、野球の試合に出るために札幌から旭川に出かけたことを思い出します。私が初めて東部総会で発表したのは泌尿器科医となって2年目のことでした。「副腎皮質癌5例の経験」という演題で口演発表しました。発表前日に大学対抗野球大会があって、決勝まで勝ち進み、優勝したのは良いものの、翌日の発表時には全身が筋肉痛で大変だったことを思い出します。このように、私にとっての東部総会は、様々な学術集会の中でも思い出が尽きない学会です。東部総会は臨床重視の学会と考えています。若い医師たちが発表できる重要な機会です。症例報告も大切にしながら、皆様に学びの場を提供できるような学術集会にしたいと思います。

第86回東部総会のテーマは、「Beyond The Frontier」です。診療の最前線で奮闘する泌尿器科医に対して、もう一歩先の診療につながるような情報提供の場にしたいとの思いが込められています。明治時代においては、北海道は開拓の最前線(Frontier)でした。会員皆様にとって、これまでの境界を越えて新たな一歩を踏み出すきっかけになるような学会になればと思っています。

9月3日~4日のWEBでの講演や発表に続いて、9月27日~10月18日の期間にはオンデマンド配信を行う予定です。卒後教育プログラムはオンデマンド配信での聴講のみとなっております。会員皆様にとって興味深く、かつ意義のある学会となりますよう最大限努力する所存です。皆様のご協力、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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